山方町は昨年１０月常陸大宮市に合併、地理的には那珂インターより約４０分ほどに位置しております。環境的には恵まれている状況です。昭和４５年に父がホルスタインの肥育を始めて以来、昭和５５年より引継ぎ現在では、和牛２０頭、交雑種１４０頭まで拡大してまいりました。連日の様に報道されております牛肉の輸入、価格安定、その他の問題点には多いに関心を持っております。 私の農場ではサプライヤーとしての責任を持ち、品質管理に努め、消費者のニーズに合った牛肉の提供が出来ますよう心掛けております。

私達は、安心して食べられる美味しい肉牛を育てる為に、特に以下の点に注意しています。 １．健康に育ってもらう　 ２．飼養環境を綺麗に保つ　 ３．美味しい餌を一杯食べて一杯寝てもらう 幸せに太った牛たちをどうぞ美味しく召し上がって下さい。

美味しい牛肉作りに毎日励んでいます。

「味の良さを追求して、うまいものを作る」をコンセプトに、繁殖から肥育まで一貫して良い牛づくりに取り組んでいます。 繁殖から肥育を同じ農場で行うことで牛にストレスをかけずに健康に育てています。また、お肉の評価基準として最近話題のオレイン酸値を高めるために、オレイン酸を多く含んだ飼料を与えています。

私たち研究所は、肉用種雄牛の造成、肉用牛の改良、飼養管理に関する試験研究を行っている茨城県の機関です。試験研究の一環として肥育も行い出荷していますが、一般の肥育農家同様に良いものを安全に生産することを心がけています。

自社農場で生まれた子牛を出荷まで育てる一貫生産が最大の特長で、第三者機関による生産情報公表牛肉ＪＡＳ認証及びＪＧＡＰ認証（本社肥育育成部）を受けています。配合飼料は飼料会社に依頼し独自設計で作り、中にはお米（玄米）が含まれ、風味向上と安全性を高めています。各種枝肉共励会での受賞、本社所在地の常陸大宮市でふるさと納税返礼品や市特産品に選ばれるなど、多方面から評価され、より一層の信頼を得ています。

一頭一頭手塩にかけ育てていますので、安心・安全で美味しい自慢のお肉を是非、召し上がって下さい。

私の農場では、脂肪の質や肉質の良さを求め、日々品質の改良を心がけております。

豊かな緑と水に恵まれた奥久慈「山方」で、Ａ・Ｂ４等級以上でなければなることが出来ない「常陸牛」をより多く生産できるよう目指しています。 牛への給与飼料の配合割合を考え、良質の粗飼料の給与、健康管理に力を入れ毎日世話をしています。消費者の皆様に喜ばれるような安全で良質の霜降り牛肉を生産・提供する為に日々努力しております。　

私の家では、父が酪農から和牛の肥育に切り替えての挑戦でした。色々と心配もありましたが、良質の和牛を育てることが一番の楽しみであり、生き甲斐でもありました。その父も他界し、今は私が後を継いでおります。父の残した和牛を大切に育てていくことに力を注いでいくつもりです。